今後20%の下落も?S&P500への今後の投資と対処法を解説します
2021.11.10
目次
「テーパリングによるS&P500の下落は大丈夫?」
「今後も投資を継続すべき?」
S&P500を含めた米国株が、調整局面を迎えています。つみたてNISAなどを利用して、インデックス投資をしているなら「暴落による含み損が不安」と感じる人もいるでしょう。
しかし、結論から言うと「S&P500の今後は大丈夫」です。当記事では、調整局面を迎えてもS&P500が大丈夫な理由、また今後の対処法を解説します。
当記事の内容を読めば、不安な気持ちも落ち着くはずです。ぜひ参考にしてみてください。
S&P500の下落要因を解説
S&P500の下落につて、まずはチャート分析から見ていきましょう。
参考:You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」
チャート内の青線は、50日移動平均線です。これは過去50日間の株価(終値)を合計し、50で割って算出した数値を、チャート上につなげた線を指します。
S&P500は、長きに渡り高値を保っていました。しかし2020年9月と2021年9月には下落し、50日移動平均線を下回っています。
そして、以前までサポートラインとして機能していた50日移動平均線が、高値を抑えるレジスタンスラインへと変換してしまったのです(レジサポ転換)。このままでは高値から下落していく「下落トレンド」に向かう懸念があり、投資家の間で危機感が高まっています。
では下落の原因は何なのか?それは、下記の5つの要因が挙げられます。
- インフレ
- テーパリング
- 中国不動産バブル崩壊の懸念
- 米国の債務上限問題
金融緩和政策によって、直近は株高の状況です。しかし、これはFRBが行った量的緩和によって作り出された金融相場だからであり、今以上のインフレは防ぐ必要があります。
そこでFRB議長であるパウエル氏は、今後テーパリング(量的緩和策による資産買い入れ額を、徐々に減らしていくこと)や金融引き締めへの移行を発表。
加えて、経済大国である中国・アメリカが抱える不安要素もまだ解決しておらず、マーケットは不安定な状態なのです。
平常時でも20%の調整リスクを理解する
S&P500を含む米国株に対して、調整局面を迎え不安を抱く人もいるでしょう。しかし、米国株は将来的に問題ありません。
なぜなら、米国株では30%以上の暴落は過去にも起きているからです。その度に回復し、現在まで成長し続けています。
10〜12年サイクルでリセッションが起き、30〜50%の暴落リスクがあるという事実を理解しておきましょう。
一方で、平常時でも20%程度の調整リスクがあります。理解しつつ、愚直に積立投資を継続するのが大切です。
暴落に備えてしておくべき対策
平常時やリセッションなどの暴落に対して、常に予防・対策をしておくのが重要です。
- 現金比率を高める
- ポートフォリオに債券を取り入れる
- 不要なポジションを現金化しておく
現金比率を高めておけば、暴落時でも買い増しが可能となり、回復時に備えられます。また不要なポジションとは、短期投資を目的とした金融商品や、含み損になっている銘柄などです。
不要なものは今のうちに現金化し、迫る暴落に備えておきましょう。
一方で、長期投資を目的としたETFは継続保有で問題ありません。長期的に見れば右肩上がりなので、積立投資を続けてください。
S&P500は大丈夫!米国株が最強である理由
S&P500の暴落について、ネガティブな情報が溢れています。しかし、米国株は大丈夫です。米国株が最強である理由を解説します。
- ドルが基軸通貨
- 米国は世界一の経済力と軍事力
- 米国の人口増加
- 米国のGDP成長
- FRBの金融政策
米ドルとユーロ、日本円は世界3大通貨と呼ばれています。その中でも、最も信用性のある通貨がドルです。
また世界の富の半分はアメリカで、今後の人口増加も成長性があります。
そして、アメリカのGDPは国全体・1人あたりともに高く、日本とは比べものになりません。加えて今後の成長が期待されるインドや中国は、貧富の差が大きくGDPはアメリカに及ばないのが現状です。
また、FRBの金融政策も「米国株が最強」と言える要因の1つ。FRBは金融ショックの度にバランスシートを拡大しているため、米国株は最高値を更新し続けているのです。
参考:You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」
バランスシートは、国債を買っています。そして、国債の裏付けは基軸通貨である米ドル。これこそが、米国株の最高高値更新の真実なのです。
米国株は最強!下落リスクを理解しつつ積立投資を継続しよう
テーパリングや金融引き締めなど、世間にはネガティブなニュースが流れています。しかし、米国株は下落のリスクはあるものの、将来性としては全く問題ありません。
また今後、ドル円為替チャートの高騰も期待されています。ドルが上がれば円の価値が下がるため、資産はドルと分散して保有しておきましょう。
その際、外貨預金はNGです。株や債券で保有し、ポートフォリオの見直しを定期的に行う。効率的かつ、堅実な資産運用を心がけましょう。
ポートフォリオをしっかり管理すれば、資産は増え続けます。米国株への積立投資を継続し、豊かな資金を形成してください。
解説動画
今回の記事の内容をより分かりやすく動画にしました。
是非参考までにご覧ください。





