新NISAの「成長投資枠」とは?つみたて投資枠との違いやおすすめの活用方法を紹介
2023.09.01
目次
「新NISAの成長投資枠ってなに?」
「つみたて投資枠との違いがわからない」
2024年より新NISAが始まります。投資可能な金額の拡大や非課税期間の恒久化など、さまざまな改正がおこなわれるため、将来に向けた資産形成に活用するのがおすすめです。
一方で、新NISAで設置される「成長投資枠」に対して疑問を抱く方もいるでしょう。
そこで今回は、新NISAの成長投資枠について解説します。つみたて投資枠との違いや新NISAの活用方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
新NISAは「つみたて投資枠」「成長投資枠」の2本建て
新NISAは「つみたて投資枠」「成長投資枠」の2本建てです。両者は併用が可能で、年間最大360万円の非課税枠の利用が可能です。従来の年間40万円(積立NISA)の投資枠から大幅に拡大されます。
ここでは、成長投資枠の詳細やつみたて投資枠との違いについて解説します。
成長投資枠とは
成長投資枠とは、新NISAに設けられる2つの投資枠のうち、上場株式や投資信託などの優良銘柄に投資できるものです。現行NISAの「一般NISA」の役割を担います。
年間最大240万円・生涯最大1,200万円を利用できるため、これまで「投資枠に収まらないから…」と諦めていた銘柄の購入も可能になります。
成長投資枠では、一括投資だけでなく積立投資も可能です。
成長投資枠で購入できる銘柄の特徴
成長投資枠で購入できる銘柄の特徴は以下のとおりです。
- 上場株式
- 国内籍の投資信託
- 上場投資信託(ETF)および上場投資法人(REIT等)
- 整理・監理銘柄株式、信託期間20年未満・高レバレッジ型・毎月分配型の投資信託等は除外
上記の条件を満たす具体的な銘柄名については、一般社団法人 投資信託協会が発表している一覧をご覧ください。
そのほか、つみたて投資枠の対象銘柄も購入できます。
つみたて投資枠との違い
新NISAの「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の違いを簡単にまとめました。
- つみたて投資枠:長期・積立・分散投資に適した投資信託に投資できる。現行の「積立NISA」の役割を引き継ぐ
- 成長投資枠:上場株式・投資信託などに一括もしくは積立投資ができる。現行の「一般NISA」の役割を引き継ぐ
つみたて投資枠は、長期の分散・積立投資を目的とした投資枠です。現行の積立NISAの役割を引き継ぎ、金融庁が厳選した優良銘柄を購入できます。
積立NISAでは年間最大40万円・20年間の非課税枠を利用できましたが、新NISAのつみたて投資枠は制度が恒久化。成長投資枠と併用すれば、生涯最大1,800万円の非課税枠を利用できます(成長投資枠含む)。
つみたて投資枠を利用せず、成長投資枠だけ使いたい、ということも可能です。
※参照:金融庁「新しいNISA Q&A」
新NISAの成長投資枠のおすすめ活用方法
新NISAの成長投資枠は主に以下の活用方法があります。
- 成長投資枠でインデックスファンドに投資する
- 成長投資枠では個別株を運用する
- 成長投資枠を活用してインドをはじめ新興国へ投資する
成長投資枠の使い方はさまざまです。つみたて投資枠のように、投資信託・インデックスファンドなどを購入して積立投資をおこなうこともできます。
投資信託の購入や長期での積立投資は、自動的にリスク分散ができ、リスクを最低限に抑えられるため、投資初心者でも比較的安全です。
一方、「つみたて投資枠で投資信託・インデックスファンドを買うから、成長投資枠ではもう少し高リターンを目指せる銘柄を購入する」という投資方法も可能です。
ある程度の金融リテラシー・投資経験などがある方であれば、個別株や新興国株式などを購入、運用してみるのもよいでしょう。
ただし、現行・新NISAを問わず、投資で無理をするのはNGです。余剰資金でおこなう・リスク分散をおこなうなど、万が一の暴落リスクに備えて運用してください。
現行NISAと新NISAの投資枠は別枠です。新NISA開始前に現行NISAを始めれば、最大20年間の非課税枠を別途で利用できるので、新NISAを待つ必要はありません。早めに投資をはじめれば、それだけ長期で運用でき、リスク分散ができたり、複利の恩恵を受けやすくなったりします。
新NISAは成長投資枠をうまく活用して資産形成を目指そう
新NISAの主な特徴は「投資可能額の拡大」「非課税期間の恒久化」です。つみたて投資枠と成長投資枠をフル活用すれば、最大1,800万円の非課税枠を利用できます。
成長投資枠は使い方がさまざまです。将来に向けて効率的に資産形成をおこないたい、と考える方はぜひ活用してみてください。
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