ETFと投資信託の違いは?どちらかを選ぶポイントも紹介
2023.05.20
目次
「ETFと投資信託の違いって?」
「ETFと投資信託、どっちがいいの?」
手軽に分散投資ができたり、少額で始められたりなどメリットが豊富なETF。ETFは「上場投資信託」のことで、リアルタイムで取引ができるという特徴もあります。
一方、ETFと聞いて「投資信託とは違うの?」と疑問を抱く方は多いでしょう。「株の詰め合わせパック」という点は同じですが、それぞれに特徴・メリットがあるため「どちらがよいのか」と悩んでしまう方も少なくありません。
そこで当記事では、ETFと投資信託の違いについて解説します。どちらかを選ぶポイントも紹介するので、参考にしてみてください。
ETFと投資信託の違い
ETFと投資信託の違いについて紹介します。
- 上場しているかどうか
- 売買できるタイミング
- 指値注文の可否
- 運用コスト
両者の違いを理解したうえで投資を始めましょう。それぞれ詳しく解説していきます。
1:上場しているかどうか
ETFと投資信託の違いは、上場しているかどうかです。
ETFは証券取引所に上場しており、証券会社からのみ購入できます。一方、投資信託は取引所に上場しておらず、証券会社のほか銀行など金融機関でも購入できます。
ETFの取引が行われるのは、市場(取引所)の営業時間内のみです。市場の営業時間は平日の9:00〜11:30(前場)と12:30〜15:00(後場)となっています。
※上記の時間は日本市場です。米国市場の時間は異なります。
2:売買できるタイミング
ETFと投資信託には、売買できるタイミングにも違いがあります。
ETFは証券取引所に上場しているため、市場が開いている時間はリアルタイムでの売買が可能です。取引が成立した時点で約定価格が決定します。
一方、投資信託は9:00から15:00までが注文受付時間であり(一部例外あり)、それ以降は翌日の注文として扱われます。
価格の更新は1日1回だけで「リアルタイムでの価格変動」を知ることはできません。そのため、購入しようと考えたタイミングでの価格と約定価格に乖離が生じます。
3:指値注文の可否
ETFと投資信託の違いには、指値(さしね)注文の可否もあります。
指値注文とは、希望する売買価格(買いの場合:上限価格 / 売りの場合:下限価格)を指定して注文する方法です。「A銘柄を1,000円で100株買いたい」「B銘柄を1,000円で100株で売りたい」といった注文を指します。
取引所に上場しているETFは指値注文が可能です(指値注文以外も可)。指値注文は必ずしも成立するわけではありませんが、予想以上の高値で買ってしまったり、安価で売ってしまったりという危険性を避けられます。
一方、投資信託では指値注文ができません。前述したとおり、投資信託の約定価格がわかるのは、実際に売買が完了したタイミングのみです。
4:運用コスト
銘柄によって多少差はあるものの、ETFと投資信託には運用コストにも違いがあります。運用コストとは金融資産を保有・運用するために必要なもので、主な種類は以下のとおりです。
- 販売手数料:売買時に発生する手数料
- 信託報酬:管理を任せているファンドに支払う手数料
- 信託財産留保額:解約時に発生する手数料
手数料は銘柄によって異なります。しかし、投資信託よりもETFのほうが安い傾向にあります。
運用コストは最終的に手元に残る資産に影響するため、できるだけ安い銘柄を選ぶのがおすすめです(ただし、コスト面だけを重視するのはNG)。
とはいえ投資信託にも、購入時の販売手数料がかからないというノーロードファンドが存在します。投資先の特徴を把握しつつ、コスト面も注視した銘柄選びをしましょう。
ETF・投資信託を選ぶポイント
ETF・投資信託を選ぶポイントは以下のとおりです。
- リアルタイムで取引したいかどうか
- 運用コストの安さはどうか
- 海外への投資がしたいかどうか
- 分配金を自動再投資したいかどうか
ETFは運用コストが安く、海外に投資できる銘柄が豊富です。リアルタイムに売買できたり、指値注文ができる点も魅力でしょう。
一方、投資信託には銘柄数が多い・分配金の自動再投資ができるなどのメリットがあります。少額(100円もしくは1,000円から)で始められるのも投資信託の魅力です。
ETFと投資信託にはそれぞれ特徴・メリットがありますが、いずれも大きなデメリットはありません。そのため、どちらかを選ぶというよりも「うまく使い分ける」のがおすすめです。
いずれも積立・分散投資に最適で、初心者でも始めやすい投資方法と言えます。両者を使い分けて長期で運用すれば、十分なリターンを目指せます。
ETFと投資信託を組み合わせて効率的な資産運用を
ETFと投資信託には複数の違いがありますが、どちらも分散投資によって比較的低リスクで資産を運用できます。運用益が非課税になる「積立NISA」にも、ETF・投資信託が含まれています。
それぞれの違いを理解したうえでうまく使い分け、資産運用をしましょう。投資初心者でも、勉強と少額での実践を積み上げていくことで、豊かな資産を形成できます!
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