積立NISAだけで資産運用は危険!豊かな老後のためにできること
2022.06.17
目次
「資産運用は積立NISAだけでよい?」
「老後のためにできることはある?」
初心者でも気軽に始められると人気の「積立NISA」。しかし、老後2,000万円問題も浸透してきた今、積立NISAだけで資産運用するのは危険です。
積立NISAは長期で安定したリターンを期待できますが、積立額や非課税期間に上限があります。そのため、豊かな老後資金を確保するためには資産額が足りないのです。
そこで当記事では、積立NISAだけで資産運用するのが危険な理由を解説します。危険を回避するための方法も紹介するので、参考にしてみてください。
積立NISAだけで資産運用するのが危険な理由
積立NISAには、リスク分散・投資初心者でも比較的安全というメリットがあります。しかし、だからといって積立NISAだけで資産運用するのは危険です。危険な理由を理解して、老後のために対策しましょう。
1:資産額が足りない
積立NISAだけで資産運用すると、老後に必要な資産額が足りません。以下は「毎月3.3万円を年利5%で20年間」運用した場合のシミュレーション結果です。
上記の通りに運用できると、20年後の資産は13,564,111円です(あくまでもシミュレーション)。大きな数字に見えますが、この資産額では老後の生活を維持できない可能性があります。
公益財団法人 生命保険文化センターの調査では、「夫婦の老後の最低日常生活費」は平均22.1万円となっています。ゆとりある老後生活費なら36.1万円です。
一方、令和3年5月時点での年金の受給額は以下のとおりです。
| 国民年金(25年以上の受給者の平均年金月額) | 56,332円 |
| 厚生年金 | 146,000円 |
| 合計 | 202,332円 |
参考:厚生労働省
65歳でリタイアして100歳まで生きた場合、35年間で必要な生活費は9,282万円。そのうち、年金で受け取れるのは約8,500万円です。
そのため、約782万円を資産から取り崩す必要があります。資産額が13,564,111円の場合、782万円を差し引くと残りは約574万円となります。
一見すると、資産額は足りるように感じるでしょう。しかし、これはあくまでも資産額や平均の生活費・年金を用いた試算です。
万が一、積立NISAの年利が3%の場合は資産額が9,849,060円。ゆとりある老後36.1万円で生活すると、35年間で生活費は1億5千万円以上になります。そうなると、積立NISAでは資産が全く足りなくなります。
2:金融リテラシーが上がらない
積立NISAで取り扱われている投資信託は、主にインデックスファンドです。インデックスファンドには暴落リスクが低い・運用コストが安いなどのメリットがある一方で、貯金感覚で投資すると金融リテラシーが向上しないというデメリットもあります。
今後、投資で資産を大きくするためには高いリターンが期待できる銘柄にもチャレンジしていくべきです。そのためには、金融リテラシーを向上させる必要があります。
しかし、積立NISAでほったらかし投資をしているだけでは金融リテラシーが向上しません。積立NISAだけはなく、少しずつでも他の投資方法に挑戦することが大切なのです。
積立NISA以外でおすすめの投資方法
積立NISA以外にも、初心者が始めやすい投資方法があります。以下のどちらも時間・投資先の分散が可能で、初心者でもリスクを抑えながら運用できます。
- 外貨積立
- 投資信託
投資のための余裕資産が少ない人は、少額からでもOK。自分でやってみることで、金融リテラシーの向上や将来的に大きな資産に繋がります。
1:外貨積立でドル資産をもつ
積立NISA以外でおすすめなのは、外貨積立でドル資産をもつことです。今後も経済成長が期待できる国の外貨を保有することで、高金利や為替差益を目指せます。
【各外貨積立の金利(2022年6月30日現在)】
| 米ドル | 0.500% |
| 英ポンド | 0.350% |
| NZドル | 0.650% |
| カナダドル | 0.450% |
参考:住信SBIネット銀行
円預金の金利が0.001%なので、外貨の金利がいかに高いかがわかるでしょう。もちろん、外貨預金には為替変動リスクがあります。しかし外貨積立で少額からコツコツ積み立てることで、ドルコスト平均法が適用され暴落リスクを大幅に下げることができます。
2:一般口座を利用して投資信託をする
積立NISA以外でおすすめの投資方法は、一般口座を利用した投資信託です。一般口座での運用益には税金がかかりますが、積立上限がなく積立NISA同様、少額から始められるというメリットがあります。
また投資信託にはさまざまな銘柄があるため、自分で決算書を見る・ネットや経済新聞で基準価格の変動を把握するなど勉強の一環にもなります。
積立NISAに加えて投資信託をする場合、まずは少額からでOKです。余裕資金が増えるタイミングで投資資金も増やし、複利で徐々に資産を大きくしましょう。
まとめ
積立NISAは初心者でも始めやすい投資方法ですが、これだけで「老後資金は大丈夫」と油断はできません。人生100年時代、自身や家族の健康にイレギュラーが起こるかもしれませんし、急に大きな出費があるかもしれません。
将来、安心して豊かな老後を送れるように今から準備しておきましょう。資産運用の際には自分の目的に合った証券口座を選ぶべきですが、外貨積立ならSBI証券×住信SBIネット銀行の活用がおすすめです。為替コストが他証券口座と比べて非常に安いので、ぜひ参考にしてみてください。




