SPYDの株価は?特徴とメリット・デメリットを解説します

2022.02.18

「高配当ETFに興味があるけど、SPYDってどんなETF?」

「SPYDへ投資したいけどデメリットはある?」

SPYDは、ステート・ストリート社が運用する米国高配当ETFです。利回り4〜6%という高配当を目指せる、かつ手数料が安いという魅力があります。

一方SPYDには、景気によって株価変動が起きやすい銘柄が集まっているというデメリットもあります。そのため、投資初心者には向きません。

当記事では、SPYDの株価や特徴、メリット・デメリットについて解説します。正しい投資方法についても紹介するので、参考にしてみてください。

SPYDの特徴

SPYDの基本情報と特徴は下記のとおりです。

名称SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
運用ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・マネージメント・インク
ベンチマークS&P500高配当指数
経費率0.07%(2022年2月時点)

SPYDのベンチマークは、「S&P500高配当指数」です。S&P500指数のうち、配当利回り上位80銘柄で構成されています。

セクター構成は、金融や公共事業、エネルギーや不動産などが上位を占めています。一方、SPYDには配当を出さないハイテク銘柄がほとんど組み込まれていません。

また金融やエネルギー、不動産などの銘柄は、高配当という魅力があるものの、景気に影響されやすいという注意点もあります。

SPYDの株価と配当

SPYDの株価と配当の実績を紹介します。

株価42.84米国ドル(2022年2月18日時点)

引用:Bloomberg

SPYDの株価や配当金は、コロナショックの影響で一時大幅に下落しました。しかし、2021年に入って徐々に回復しています。

下記では、過去5年の配当実績を見てみましょう。

年末株価年間分配金利回り
2021$42.05$1.554.7%
2020$32.94$1.674.95%
2019$39.25$1.754.45%
2018$34.07$1.624.75%
2017$37.45$1.423.80%

直近2021年12月は前年同月比約80%の大減配だったものの、年間の分配金や利回りは比較的安定しています。今後の株価変動には注意が必要ですが、投資継続は1つの手として問題ないでしょう。

SPYDのメリット

SPYDには、下記のようなメリットがあります。

  • 高配当ETFの中でもさらに高いリターンを目指せる
  • 高配当80銘柄に自動で分散投資できる
  • コストが安い

SPYD最大の魅力は、他の高配当ETFよりも高配当な点です。S&P500指数の上位80銘柄に分散投資しているため、暴落リスクも防げます。

またSPYDは、株価ではなく高い配当金を目的としているため、資産を保有して利益を得るインカムゲインを求める投資家に向いています。

2022年2月現在の経費率は0.07%で、運用コストが安い点もメリットです。コストは、最終的に手元に残る資産に影響します。投資先を選ぶ際には、コストの安さも重視すべきです。

SPYDのデメリット

SPYDには、メリットが豊富な一方デメリットもあります。

  • 景気変動の影響を受けやすい
  • セクター構成に偏りがある
  • 歴史が浅く情報が少ない

SPYD最大のデメリットは、景気変動の影響を受けやすい点です。SPYDに含まれるのは、多くが金融や不動産、エネルギーなどの金融ショックに弱い銘柄です。

また前述したとおり、構成銘柄やセクター構成に偏りがあります。そのため、2020年からのコロナショックの影響も大きく受けました。

そしてSPYDには、歴史が浅く情報が少ないというデメリットもあります。SPYDの設定日は2015年で、他のETFと比べて歴史が非常に浅いです。過去の実績や情報が少ないので、安心感を得づらい投資先とも言えます。

SPYDの投資方法は?

SPYDの投資方法は、株価低迷や暴落時の一括投資が向いています。また、株価が上昇する初動時点での購入も最適です。

株価低迷期に一括投資していた人は、直近のコロナショックでも配当金を確保できています。

反対に、SPYDは積立投資に向いていません。SPYDは購入毎に手数料が発生するため、平均取得単価が上がりやすいです。

加えて、SPYDは景気敏感株が集まっているので、暴落時に一気に含み損になるリスクもあります。「積立投資していれば安心」という投資先ではないので、投資方法に注意しましょう。

SPYDは初心者には向かない?

SPYDは「安全に積立投資をしたい」という初心者には向きません。またSPYDに最適な「株価上昇の初動時点での一括購入」という投資方法は、初心者では難しいです。

SPYDへの投資は、日頃から投資や相場に関する勉強をしている人に向いています。相場や経済を理解できていないと、未来がどうなるかわかりません。

SPYDに投資したい初心者の人は、まずは積立NISAなどで経験を積みましょう。勉強や実績によって金融リテラシーが高まったら、SPYD投資を少額から始めてみるのがおすすめです。

まとめ

SPYDには、高配当・コストが安いといったメリットが豊富な反面、景気変動による株価下落のリスクというデメリットもあります。デメリットを理解し、正しい投資が重要です。

SPYDは2021年12月には大減配したものの、現在は株価が大幅に回復しています。「投資継続すべきか否か」を自身でしっかり検討し、投資に負けない人を目指しましょう!

また、投資や相場に関して「よくわからない」という人には、You Tubeチャンネルを運営するライオン兄さんの無料セミナーがおすすめです。気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

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