FIRE4%ルールとは?早期リタイアを目指す投資方法

2022.01.28

「FIRE4%ルールとは?」

「早期リタイアを目指す投資方法を知りたい!」

早期リタイアを意味する「FIRE」は、近年日本でも高い注目を集めています。不労所得を確立することで、リタイア後に自由な時間を得られるのです。

そして、FIREを目指すためには知っておくべき「4%ルール」が存在します。FIRE4%ルールを正しく理解することで、早期リタイアの再現性が高まります。

当記事では、FIRE4%ルールについて解説。注意点やFIREを目指す投資方法も紹介するので、参考にしてみてください。

FIRE4%ルールとは

FIRE4%ルールとは、簡単に言うと「年間支出の25倍の資産をつくり、年率4%で運用すれば資産は減らない」という考え方です。

例えば年間支出が400万円の場合、1億円の資産を用意して年率4%で運用します。すると、年間で得られる配当金が400万円となり、生活費を賄えるため1億円の資産は減らない、ということです。

FIREするための資産は投資で増やすのが一般的ですが、投資先はどこでもよいわけではありません(後述)。

また、効率よく資産を増やすためには、毎月の投資額を少しでも増やす必要があります。固定費の見直しや不必要な支出を抑え、投資資金を用意しましょう。

FIREのメリット・デメリット

FIREには、メリット以外にデメリットもあります。

メリットデメリット
・将来は自由に時間を使える・無理に働く必要がない・FIRE後に破綻するリスクがある・実現するために多額の資産が必要

FIREの魅力は、達成後に好きなことや楽しいことに時間を使えることです。不労所得によって、無理に働く必要がないためストレスも軽減されます。

一方、FIREはしっかり計画しておかなければ破綻のリスクがあります。FIREを実現するためには、支出管理や株価暴落時に備えられる現金も用意しておきましょう。

その結果、FIREを成功させるためには多額の資産が必要です。年間支出400万円の場合でも1億円。時間や努力が必要になることを理解しておきましょう。

FIRE4%ルールは米国版?

FIRE4%ルールは、そもそも米国でうまれた考え方です。日本では通用しない可能性があるので注意する必要があります。

資産運用の方法はさまざまですが、リスクが少なく成長性のある米国株やETFがおすすめです。米国株は今後も成長が期待されており、年率4%の再現性もあります。

そして取り崩し率ですが、「Early Retirement Now」では下記のようなデータが出ています。

参考:Early Retirement Now

上記の表を参考にすると、100%株式で運用し年率4%で取り崩した場合、60年後には89%に目減りしています。FIREの破綻リスクを回避するためには、取り崩し率3.5%が安全なのです。

そして、日本で米国株を運用する場合には、次のような問題が発生します。

  • インフレ率
  • 為替リスク
  • 運用コスト

インフレ率は米国3%に対し、日本は1%です。そもそも4%ルールは「株・債券の平均リターン7% − インフレ率3% = 4%」で試算しています。

一見、日本のインフレ率1%を上記に当てはめると6%ルールとなりますが、この2%は為替リスクで相殺されると考えておきましょう。

そして、運用コストは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.140%」「全世界株式0.204%」から0.2%と試算し、加えて税金0.3%を考慮します。

すると、結果的に「安全な取り崩し率3.5% − コスト・税金0.5% = 3%」となり、日本版では3%ルールとなるのです。

FIREするための投資方法

FIREするための投資方法は、主にインデックスファンドと米国株があります。堅実に長期間の積立を目指すなら、インデックスファンドがおすすめです。

一方、米国株は高リターンを目指せます。ただしリスクも高まるので、自身の金融リテラシーや資産状況に合わせて選びましょう。

【堅実に積立】インデックスファンド

インデックスファンドとは、株価指数などに連動した運用成果を目指す投資信託を指します。株価指数で代表的なのは、日経平均株価(日経225)や東証株価指数(TOPIX)。米国市場では、S&P500やNASDAQ100などが挙げられます。

インデックスファンドでの運用は、分散投資によってリスク回避できる点が魅力です。例えば、今後も長期で成長が期待できるS&P500は、米国の有名企業500社へ分散投資しています。

インデックスファンドは、投資初心者でもリスクが低く安心です。まずは堅実なインデックスファンドで積立投資を始め、金融リテラシーを培うのがよいでしょう。

【高リターンを目指せる】米国株

米国株は、年率4%以上のパフォーマンスを期待できる投資先です。1株から購入できるので、自身で複数の投資先も選べます。

また米国株は、高配当かつ連続増配の企業が多く存在します。中には50年以上も増配している企業があるほどです。

ただし、米国個別株は初心者にはおすすめしません。価格変動による元本割れリスクもあるので、ある程度の金融リテラシーがある人に向いています。

挑戦してみたい場合は、まずは少額から始めましょう。相場サイクルなどを学びつつ、リスク回避を怠らないようにしてください。

4%ルールを正しく理解しFIREを目指そう!

FIRE4%ルールは、簡単ではありません。多くの資産を必要とするため、ある程度の長期戦になることを理解しておきましょう。

そして、4%ルールは米国版です。日本では3%の方が安全性が高いので、これによる目標金額を定めてください。

一方、「1億円も用意できないけどFIREしたい!」という人は、セミリタイアをおすすめします。セミリタイアは、労働収入と不労所得の半分ずつでリタイアする方法です。

最適な投資方法は、個人の金融リテラシーの有無や年齢、現在の収入によって異なります。FIRE4%ルールを正しく理解し、早期リタイアの成功を目指しましょう!

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