積立NISAのメリット・デメリットとは

2022.01.07

「積立NISAをはじめるメリットは?」

「積立NISAの始め方を知りたい!」

将来のための資産形成の一環として、積立NISAが注目を集めています。毎月少額から積み立てられる・初心者でも含み損のリスクを抑えられるなどの点から、堅実な投資方法として人気です。

しかし、気にはなるものの「積立NISAのメリットがいまいちわからない」と悩みを抱えている人もいます。

そこで当記事では、積立NISAの特徴やメリット・デメリットについて初心者向けに解説します。注意点や始め方も紹介するので、参考にしてみてください。

積立NISAとは

積立NISAとは、長期間かつ少額からの積立・分散投資を支援する非課税制度です。金融庁が厳選した金融商品を購入でき、安全性が高く運用コストが安いという魅力があります。

積立NISAの非課税期間は最長20年間(2042年まで延長)。年間40万円を上限として、主に優良なインデックスファンドへ投資できます。

また、積立NISAとよく似た制度で「一般NISA」があります。それぞれの違いは下記のとおりです。

種類積立NISA一般NISA
非課税期間最長20年最長5年
投資上限年間40万円年間120万円
取り扱い金融商品投資信託 / (ETF)投資信託 / ETF / 個別株式 / コモデティ / 債券 など

積立NISAは、20年間で最大800万円の非課税枠を利用できます。取り扱い商品は限られるものの、分散が効いた安全性の高い銘柄ばかりなので、初心者でも安心です。

積立NISAは、20年後も一般・特定口座にて運用継続できます。20年分の含み益は非課税なので、お得かつ効率的に運用可能です。

積立NISAのメリット

積立NISAには、下記のメリットが存在します。

  • 最長20年間の運用益と分配金が非課税
  • 少額からはじめられる
  • 運用コストが安い
  • 株価変動によるストレスを受けない
  • 平均取得単価を抑えられてリスク回避が可能

積立NISA最大のメリットは、最長20年間の運用益や分配金が非課税対象となる点です。本来、投資で得た運用益などには20.315%の税金がかかります。

しかし積立NISAを利用すれば、約20%かかる税金が発生しません。非常にお得な制度なのです。

また積立NISAの毎月上限は約3.3千円ですが、楽天証券なら100円から投資できます。5,000円や1万円など、自身の余裕資金に合わせて金額を設定できる点も魅力です。

そして、積立NISAは設定した間隔で積立投資するため、株価変動による余計なストレスを抱えません。一定額の積立・分散投資なので、平均取得単価を抑えることも可能です。

積立NISAのデメリット

積立NISAをはじめる前に、デメリットについても理解しておきましょう。

  • 元本割れリスクが0ではない
  • 限られた金融商品しか購入できない
  • 損失が出た場合に他の運用益との相殺・繰り越しができない

積立NISAは初心者にも人気の堅実な投資手法ですが、元本割れのリスクが0ではありません。あくまでも金融商品であるため、価格変動によっては、積立NISAの出口付近で暴落の可能性があります。

また一般NISAでは購入できる、債券や個別株などは対象外です。投資信託(インデックスファンド)や一部ETFなどの商品に限定されます。

そして、積立NISAは損失が出た場合、他の運用益との相殺や繰り越しができません。

A口座で50万円の損失、B口座で50万円の利益が出た場合、最終的な損益は0円です。しかし他の運用益と相殺できないため、B口座50万円分の利益に税金がかかります。

積立NISAが向いているタイプとは

積立NISAが向いているタイプには、下記の特徴があります。

  • まとまった投資資金がない人
  • 少額から積立投資をはじめたい人
  • 投資初心者

積立NISAは、「毎年10%の利益が出る!」などの高リターンを目指せる投資方法ではありません。積立NISAの平均利回りはファンドや銘柄で異なりますが、おおよそ3%前後です。

しかし一方で、分散投資によってリスク回避できるという魅力が隠されています。少額からはじめられるため、「まとまった資金がないけど資産運用に興味がある」という投資初心者におすすめです。

積立NISAを通して金融リテラシーを高められれば、将来的に個別株式やETFなどにも挑戦できるようになるでしょう。

積立NISAの注意点

積立NISAの注意点は、1人1口座のみ開設可能な点です。複数の証券会社で、複数の積立NISA口座の開設はできないので理解しておきましょう。

また、口座開設時には「積立NISA・一般NISA」のどちらかを選ぶ必要があります。さらに、選ぶNISA口座や証券会社によって、取り扱い商品が異なります。

NISA口座を開設する際は、「自分が投資したい商品がを取り扱っているか?」を確認しておきましょう。

積立NISAの始め方

積立NISAの始め方を紹介します。

  1. 証券会社の選定:自身が購入したい金融商品を扱っている証券会社をチェック。
  2. 口座開設:総合口座を開設し、NISA口座を追加開設する。WEBから申込み可能な場合が多く、1〜2週間程度で開設できます。
  3. 入金手続き:商品を購入する前に、証券口座に積立投資用の資金を入金します。
  4. 商品購入:投資対象・運用方法・コスト・過去の実績を参考に、商品を購入します。積立金額の設定や、自動引き落としサービスをうまく活用しましょう。

証券会社を選ぶ際には、自分が買いたい商品を取り扱っているか?最低積立金額はいくらか?などを基準にするのがおすすめです。楽天証券なら、毎月100円から投資できます。

口座開設については、証券会社によって詳細が異なります。詳しくは、選んだ証券会社の公式HPをチェックしましょう。

まとめ

積立NISAは、投資初心者でもリスクが少なく堅実な投資方法の1つです。対象商品は投資信託がほとんどですが、どれも厳選された優良な銘柄ばかり!運用コストも安いので、最終的な利益も大きくなります。

積立NISAは2042年までと期間が決まっているので、早めにはじめる方が非課税枠を多く使えてお得です。

長期での運用が必要ですが、少額の積立が将来の大きな資産につながります。まずは少額からでもよいので、はじめてみてください。

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