積立投資で30年後の資産はどうなる?シミュレーション付きで解説

2023.07.30

「積立投資を30年継続したら、資産はどうなる?」

「積立×長期投資のメリットやデメリットは?」

投資にリスクは付き物ですが、若いうちから長期間継続することで、比較的安全に資産形成ができます。とはいえ、30年間という長い年月をかけて投資をする場合の将来的な資産額をイメージするのは難しいでしょう。

そこで当記事では、積立投資を継続した場合、30年後に資産はどうなるのかについて紹介します。これから資産形成を始めたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

積立投資とは

そもそも積立投資とは、一定期間ごとに一定金額で同じ銘柄を購入し続けるという投資手法のことです。コツコツと堅実に資産を積み立てていく、というスタイルから「積立投資」と呼ばれています。

証券会社によっては、積立投資設定を備えたところもあります。「毎月〇日にA銘柄を〇円購入する」と設定するだけで、一定期間ごとの自動積立が可能です。

銘柄や投資先に縛りはありません。どんな金融商品であっても、積立投資による資産運用ができます(銘柄によって向き不向きあり)。

積立投資のメリット・デメリット

積立投資のメリット・デメリットをまとめました。

メリット・時間分散によって暴落リスクを抑えられる・感情に左右されず、投資を継続できる・長期間の積立で複利の恩恵を受けられる
デメリット・短期間で高リターンを得られるものではない

上記のとおり、積立投資にはデメリットと言えるほどの弱点はありません。圧倒的にメリットのほうが大きいです。

自動的に時間分散ができることで、万が一の暴落リスクに備えられるだけでなく、感情に左右されないため狼狽売りをしてしまう可能性も避けられます。

また、30年という長期間での積立投資は、複利の恩恵を受けやすい点も魅力です。複利とは「利子につく利子」のことで、長期間運用すれば、効率的に資産を大きくしていけます。

【シミュレーション付き】積立投資の30年後

ここでは、積立投資の30年後を毎月1万円・毎月3万円でシミュレーションしていきます。毎月少額の投資でも、30年後には大きな資産になっている可能性が高いです。

毎月1万円を積み立てた場合

前提条件として、利回り(年率)は、投資信託(インデックス投資)の平均である4%を用います(※)。まずは毎月1万円を30年間、積立投資をした場合のシミュレーションをみていきましょう。

※年間利回り4%を保証するものではありません

引用:金融庁「資産運用シミュレーション」

毎月1万円の少額ではあるものの、積立投資を継続すると、30年後には6,940,494円になります(あくまで試算)。

また注目したいのが、元本における運用益の割合です。積み立てた元本が360万円なのに対し、運用益が334万円もついています。

これは複利の恩恵を受けた結果であり、投資初心者であっても勉強しつつ積立投資を継続すれば、実現可能なパフォーマンスといえるでしょう。

本来、投資は余剰資金で行うべきものです。「投資に回せる余剰資金が少ない…」という方でも、積立投資を継続することで大きな資産を形成できます。

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毎月3万円を積み立てた場合

続いては、毎月3万円を30年積み立てた場合のシミュレーションを行います。平均利回りは先ほどと同様、4%を用います。

引用:金融庁「資産運用シミュレーション」

あくまで試算ですが、毎月の積立金額を3万円にすると30年後の資産は20,821,482円です。毎月3万円をコツコツ積み立てていくことで「老後2,000万円問題」を解消できる額の資産を用意できることになります。

毎月1万円の積立投資と同様、運用益によって元本のほぼ倍の資産を形成できています。

ちなみに、投資で得た利益には税金がかかるのが一般的です。しかし「積立NISA」を利用すれば、通常約20%かかる税金がかかりません。差し引かれるのは運用コスト(販売手数料や信託報酬など)のみです。

「毎月少額しか投資に回せない」という方は、現状は少額で投資を継続し、余剰資金に余裕ができたタイミングで積立金額を増やしていきましょう。

無理に投資に回す必要はありません。無理のない範囲で、資産運用を継続することが大切です。

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積立投資で30年後に大きな資産を形成しよう

積立投資を継続すれば、毎月少額であっても30年後に大きな資産を形成できます。30歳の人であれば、定年直前には十分な資産を準備できることになります(暴落リスクを考慮しない)。

積立投資は、長期間の運用でリスク分散が可能です。投資初心者でも始めやすい投資手法といえるでしょう。

とはいえ、投資で利益を得るためには勉強や実践が欠かせません。financial free collegeでは「無料勉強会」を実施していますので、投資の勉強をしたい方はぜひチェックしてみてください。

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