【なぜ?】SPYDが減配!配当や構成銘柄、今後の投資方法について徹底解説

2022.02.11

「SPYDが減配!配当はどうだった?」

「SPYDの今後の投資方法はどうすべき?」

米国高配当ETFの1つであるSPYDが、2021年12月の分配金で約80%の大減配となりました。インカムゲイン狙いでSPYDに投資している人には、衝撃的な内容でしょう。

※インカムゲイン:株式や債券などの資産を保有して得られる利益

大減配という結果を受け、SPYDを売却するべきか?投資を継続すべきか?悩む人が少なくありません。

そこで当記事では、SPYDの大減配の実態と配当実績について解説します。今後の投資方法についても紹介するので、参考にしてみてください。

SPYDがコロナショックで大減配!

コロナショックの影響を受けて、SPYDの2021年12月分配金が大減配しました。

引用:bloomberg

ちなみに、前年同月との分配金比較は下記のとおりです(1株あたり)。

2020年12月:$0.6066172021年12月:$0.127557

2021年12月は前年同月と比べて、78.97%の減配です。ほかの高配当ETFである「 VYM」「HDV」は高水準を維持していたため、SPYDとの差が目立ちました。

SPYDの配当実績

SPYDは2021年12月に大減配しましたが、2021年通年の結果を見ると、前年比5%ほどの減配にとどまっています。

時期分配金(1株あたり)
2021年3月$0.636159
2021年6月$0.398912
2021年9月$0.386582
2021年12月$0.127557

分配金の年間の利回りは約3.8%です。2021年9月時点での5%以上と比較すると下がっていますが、ETFの中では優秀な結果と言えるでしょう。

現在SPYDは大幅に回復している

SPYDは、コロナショックの影響で株価が下落したものの、2022年2月現在では大幅に回復しています。

引用:bloomberg

そもそも、高配当株ETFは景気敏感株の集まりです。そのため暴落時に大きく価格が下落するというリスクがありますが、現時点では回復しています。

SPYDを構成するS&P500自体は長期で右肩上がりに成長してるので、今後もリスク回避を怠らないように注意しましょう。

SPYDの構成銘柄

SPYDは、S&P500指数のうち、配当利回りの上位80銘柄に均等分散したETFです。配当利回り4〜6%を目指せると、高い人気を誇っています。

SPYDの投資信託組入れ上位銘柄は、下記のとおりです(2022年2月現在)。

引用:bloomberg

SPYDの特徴は、ハイテク銘柄がほとんど含まれていない点です。ハイテク銘柄は配当金を出さない企業が多いため、基本的に高配当ETFであるSPYDには含まれません。

SPYDのセクター比率

SPYDのファンドのセクター比率は、下記の通りです(2022年2月現在)。

セクター組入比率
金融18.12%
公共事業17.11%
エネルギー13.53%
不動産13.15%
生活必需品10.82%
ヘルスケア10.10%
素材6.26%
コミュニケーション・サービス5.93%
情報技術2.57%
一般消費財・サービス1.27%
資本財・サービス1.13%

SPYDのセクター比率は、金融・公共事業・エネルギー・不動産が多いです。ちなみに金融セクターの比率は、2020年12月時点よりも約8%減っています。

セクター比率は都度入れ替わっているため、2021年12月大減配の要因とも考えられます。ただし、高配当株へ分散している点は変わらないので、今後の回復・成長も十分期待できるでしょう。

SPYDへの投資は今後どうするべきか?

SPYDへの今後の投資は、分配金がある程度高い水準を保っているなら、ありだと思います。ただしSPYDは積立投資に向いていないため、投資方法に注意しましょう。

景気敏感株が集まるSPYDは、コロナショックなどの暴落が起こると株価が下落しやすいです。そのため「安全に投資したいから」と積立投資を行う人は、大幅な暴落に耐えられないケースが多数あります。

そこで、今後もSPYDへの投資を継続するなら、株価が下がっている・上がりはじめたときの一括投資がおすすめです。株価低迷期に一括投資していれば、大暴落時でも配当金を確保できます。

そもそも、安全に積立投資で運用したい人には、SPYDは向いていません。自身の金融リテラシーや許容リスクを考慮し、投資継続か否かを検討してみてください。

まとめ

SPYDは、高リターンが期待できると人気の高い高配当ETFです。一方で2021年の大減配を受け、今後の投資継続をどうすべきか悩んでいる人も少なくありません。

しかし2021年通年では、約3.8%と比較的高い分配金利回りを記録しています。今後は個人の決定次第ですが、現時点では株価が回復しており、継続も1つの手でしょう。

SPYDの特徴やチャート分析などの勉強を怠らず、リスク回避を徹底しながらポートフォリオを再考してみてください。

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